大久の思い

当店はこだわりの自家製麺でそば・うどんを毎日心を込めて打っております。お陰様で戸畑の地に店を構えて30有余年になります。
そば・うどん・丼物を中心に提供しております。
店づくりのコンセプトは、地域に根差したお店を目指し、お勤めの方のランチやご家族連れ等、幅広いお客様にと気軽に足を運んで頂き、おいしいおそばをお客様に召し上がって頂きたいという思いで、努めてまいりました。
これからも日々研究を重ね、長年愛され親しんでいただけますように努めてまいります。

店外観

テレビ番組“うどんマップ”で紹介していただき、有難いことにコロナ禍にも関わらず多くのお客様にご来店いただいております。
お客様には少しでも安心してお食事していただけるよう、感染症対策を実施しながら営業しております。

そばの秘密

山間に蕎麦を蒔くと、一週間位で胚芽の所から新芽がでます。それだけ胚芽の部分は栄養のかたまりで、生命力の源です。
米や小麦等は胚芽の部分が粒の端に存在しますので、精米・製粉の工程でぽろりと、はがれてしまいます。蕎麦の場合は中央にS字型に大きく分布しているので、取れにくく製粉の工程で自然に粉に混入されます。

そばの実イラスト

蕎麦種実の構成と成分組成(柴田)

構成割合(%) 粗蛋白質(%) 粗脂肪(%) 粗繊維(%) 粗灰分(%)
胚乳 53 4.3 0.4 0.35
胚芽 16 33.0 7.2 3.0 5.40
種皮(甘皮) 12 44.5 11.1 4.2 7.30
殻(果皮) 19 4.0 43.5 43.5 1.60

(乾物換算値)

そば粉7割・割り粉3割でそばを作り、150グラムのそばを召し上がって頂くとして試算しますと、およそ2,800個の胚芽を召し上がった事になります。
そばの国際シンポジウムで、外国の諸先生が「そばは素晴らしい食品である。21世紀の食品はそばである。」と激賞なさるのも、こんな所にその秘密があるのかも知れません。

そばの効用

「そば好きは健康で長生きだ」と昔からよく言われています。昔の人は経験から漠然と理解していたようですが、近年分析方法の発達あるいは多くの学者の研究によりそば粉から健康によい様々な物質が発見されております。

グラフ

このグラフはたんぱく質・食物繊維・カリウム・鉄分・ビタミンB群について白米・小麦粉とそば粉を比較したものですが、そば粉のたんぱく質には食物繊維と同様にコレステロール上昇抑制作用があることが分かっています。
そば粉に含まれる代表的な機能性物質はルチンです。ビタミンEとともに毛細血管を強化し血圧を下げる働きをします。他にも各種ポリフェノールやギャバが含まれており、茶葉に含まれていることで有名なカテキン類と同様に抗酸化作用もします。
そばは健康に非常によい食べ物です。

大久のこだわり

そばイメージ
そば粉

北海道から九州まで季節によって適した産地を選び、国産のそば粉をあらびきにして打っています。あらびきにすると甘みが強く、噛むほど味わいのあるそばになります。
そば粉は打ちたてより1~3時間経った方が香りや味わいが強いと感じるため、お客様にはより良い香りと味わいのそばを提供させていただきます。

うどん
うどん粉

ツヤがあり口当たりなめらかで、弾力のある食感に仕上がる 手打ちうどん専用の上質な粉を使用しています。

たまごイメージ

輝くように鮮やかな色の黄身が特徴の 福岡県産「輝黄卵」を使用しています。
平野養鶏場の中でも厳選された良質な最高峰ブランドたまごです。

だしイメージ
ダシ

ダシは天然素材にこだわった自家製のかえしと、独自に配合したかつおぶし、いりこ、昆布、さばを使用しております。